国語研究会で実際に使ったプロンプト|AIエンジニアのセオリー

実験ログ

AIは使い方がすべて。

ここまでは、もう前提です。

問題は、その「使い方」の中身。

国語研究会で、実際に使っているプロンプトを出します。


前提

前回は、あえてこうしました。

👉 「この問題を解いて」だけ

それでも

👉 AIは普通に戦える

ただし

👉 安定しない
👉 根拠が曖昧
👉 平気で補完する

つまり

👉 そのままでは信用できない


じゃあどうするか

答えはシンプルです。

👉 AIに“自由を与えない”


ここで多くの人が間違えます。

AIは賢い。
だから自由に考えさせた方がいい。

一見正しい。

でも実際は

👉 自由にするとズレる


AIエンジニアのセオリー

やることは3つ。

余計なことはしない。


① 根拠を固定する

👉 すべて本文ベース


② 推測を潰す

👉 書いていないことは禁止


③ 手順を縛る

👉 解き方を固定する


これだけで

👉 ブレが消える


実際に使ったプロンプト

あなたは中学受験国語の専門指導者です。
以下の問題を解いてください。

【最重要ルール】
・すべての判断は本文の記述を根拠にする
・本文に書いていない内容は一切使わない
・推測・一般論・常識による補完は禁止

【思考手順】
①設問のタイプを特定する
②本文から該当箇所を特定する
③選択肢を本文と照合する
④不一致を除外する
⑤最も適切なものを選ぶ

【出力形式】
①答え
②根拠
③各選択肢の判定理由


何が起きるか

👉 ハルシネーションが消える
👉 根拠が揃う
👉 解答が再現できる

ここで勘違いしやすいですが

👉 AIが賢くなったわけではない


本質

やっていることは単純です。

👉 暴れないようにしているだけ


自由にさせると、AIは“それっぽさ”を作る。

でも

👉 正しさとは別物


だから

👉 行動を制限する

これが

👉 AIエンジニアの仕事


子どもとの違い

子どもは

👉 根拠があっても外す

AIは

👉 根拠がなくても当てにくる


どちらも未完成。

ただ

👉 AIは制御できる

ここが決定的な差です。


試してみてほしい

ここまで読んだなら、やってみてください。

手元の問題PDFを、そのまま投げる。

👉 「この問題を解いて」

次に、このプロンプトを使う。

👉 同じ問題で比較する


たぶん

👉 別物になります


もし変わらないなら

👉 使い方をミスっているか
👉 問題が簡単すぎるか

そのどちらかです。


まとめ

👉 AIは賢さで使うものではない
👉 制御して使うもの

👉 再現性は設計で作れる


次の話

👉 どこまで縛ると、どこまで精度が上がるのか
👉 縛りすぎると何が壊れるのか

このあたりを実験で出します。


最後に

AIは魔法じゃない。

👉 だが、制御できる人間にとっては“道具”になる

👉 道具にした時点で、勝負は終わる

コメント

タイトルとURLをコピーしました