問題を解く「優先順位」は、これまで教えてこなかった。
それでも結果は出ていた。
偏差値も安定していたし、
たまに崩れることはあっても——
それは偶発的なブレだと思っていた。
でも、今回違った。
AIに答案を比較させたとき、
はっきり指摘された。
👉 「優先順位の問題」
最初は少し違和感があった。
優先順位なんて、
上位層なら“自然にやっているもの”で、
わざわざ教えるものではないと思っていたからだ。
でも、そうではなかった。
👉 優先順位は「学力」とは別の技術だった。
最上位層は、これを息をするようにやっている。
だから目立たないだけだ。
・軽い問題は即処理
・重い問題は一旦保留
・必ず最後まで一周する
この流れが、ほぼ無意識で回っている。
一方で、うちの子は違った。
目の前の問題に、真面目に向き合う。
分からなければ考える。
時間をかけてでも、解こうとする。
それ自体は正しい。
ただ、テストという場では——
それが崩れ方になる。
・前半で時間を使う
・後半にたどり着かない
・記述が未回答になる
今回の結果は、まさにそれだった。
ここで、もう一つ気づいたことがある。
AIは、迷わないのか?
違う。
👉 迷う前に処理が終わっている。
速いから、止まらない。
止まらないから、崩れない。
人間は違う。
「ここはちゃんと考えたい」
「飛ばすのは不安」
その一瞬の迷いが、
時間を削り、後半を消す。
つまり——
👉 優先順位とは「どこで迷うか」を決める技術だった。
今回、ここを初めて教えることにした。
・15秒で判断する
・迷ったら飛ばす
・一周してから戻る
これまで処理力で押し切ってきた流れは、ここで終わる。
次のステージは、設計だ。
AIアシスト付きで、
国語研究会は次の段階に入った。


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