AIを入れたのに仕事が減らない。でも、子どもの成績は上がった

思考・構造

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夏休みの自由研究。最難関校の過去問をAIと解いてみた

「AIを入れたのに、仕事が減らない」

会社でAIを使っていると、よく聞く話だ。
てゆうか、耳にタコ状態である。

文章を作るのは速くなった。
議事録も残る。
調べものも楽になった。

それでも、仕事そのものはあまり減らない。

わが家でも似たようなことが起きていた。

AIを使っても、順位はあまり変わらなかった

わが家では、これまでも中学受験の勉強にAIを使ってきた。

答案を採点する。
分からない問題を一緒に考える。
間違えた理由を分析する。

それでも、普段受けている週テストの順位は、それほど大きく変わらなかった。

これ、理由を考えると当然ともいえる。

もともと上位にいるので、多少できることが増えても順位には表れにくい。

何百人ゴボウ抜きなんて、起こるはずもない。

更には他の子も当然勉強しているので、相対的な位置は変わりにくい。

過去問では、変化が見えた

ところが、この夏休みに最難関校の過去問を続けてみると、少し様子が違った。

最初は届かなかった得点域に届くようになった。

以前なら止まっていた問題まで進める。

同じような失敗も、少しずつ減ってきた。

週テストではよく分からなかった変化が、過去問をやると見えた。

ここで、ふと思った。

AIの効果が見えないのではなく、見ている指標が上に張り付いているだけではないか。

会社も同じなのではないか

会社の仕事も、多くはすでに普通にできているものだ。

そこにAIを入れて、

「何時間減りましたか」

だけを測る。

でも、もともと人間がかなり上手にやっている仕事なら、大きな差が出ないのは当然なのかもしれない。

教育でいえば、ずっと週テストだけを見ているようなものだ。

それよりも、

AIを使うことで、今までできなかったことができるようになったか。

を見た方がいいのではないか。

同じ仕事を少し速くするだけではなく、以前なら手を出せなかった難しい仕事に届く。

教育でいえば、それが過去問だった。

AIの効果を見るには「難しい問題」がいる

今回の自由研究では、親の作業時間は減っていない。

むしろAIで細かく分析させるために、むしろ負荷が増えた気がする。

それでも、以前より難しい問題に届くようになったのであれば、AIを使った意味はある。

もしかすると業務AIも、

「どれだけ仕事を減らしたか」

だけではなく、

「どこまでできる仕事を広げたか」

で評価した方がいいのかもしれない。

夏休みに中学受験の過去問をやっていたら、なぜか会社のAIの評価方法につながった。

今年の自由研究も、相変わらず予定とは違うところに着地した。


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