フロンティアモデルなんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです

思考・構造

シャア「足は付いていない」
整備兵「あんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」


「GPT-6って、どうなの?」

会社の偉い人が聞いてくる。

「GPT-6って、どうなの?」

ここでいう偉い人とは、役員ではない。

部長とか課長とか、そのあたりである。

たぶん本人も、何がどうなのかはよくわかっていない。

でも新しいAIが出たら、とりあえず聞いておきたいようだ。

こちらも、それっぽく答える。

会社というのは、そういうところである。

GPT-5.6には少し失望した

GPT-5.6が出たときは、家でもかなり触った。

中学受験の国語PDFまで持ち出して試した。

ChatGPT 5.6は中学受験の国語PDFを正確に読めるのか?実際に検証

そして、少し失望した。

だからといって、使えなかったわけではない。

むしろ今、我が家の家庭内タスクは大半が5.6で回っている。

国語PDF。

算数。

理科。

社会。

英語。

面倒な処理はCodexに投げる。

5.6とCodex。

我が家には、これでだいたい足りている。

そこへGPT-6である

会社では触った。

仕事だから。

フロンティアモデルが出たなら、業務上どこまで変わるのかは見ておく。

では家でも試すか。

試さない。

理由は単純だ。

トークンが激重だからである。

お前はClaudeか?

と思った。

性能が悪いわけではない。

たぶん強い。

でも家で使うAIに、いちいちトークン残量を気にしたくない。

5.6ならPlusでほぼ気にせず回せる。

そして何より、

別に困っていない。

GPT-6なら国語PDFをもっと読めるのか

もしかすると、GPT-6でYT国語PDFを再検証すれば差は出るかもしれない。

5.6では読めなかったところまで読めるのかもしれない。

精度も上がるのかもしれない。

知らない。

そこまで試していない。

そのために他の案件を止める気にはならなかったからだ。

5.6で必要十分なのである。

以前なら、新しいモデルが出たら比較したくなった。

今は違う。

困っていないものを、わざわざ困っていることにしてまで研究する必要はない。

iPhoneもそうだった

昔はiPhoneも、新型が出るたびに欲しかった。

iPhone Xくらいまでは、最新機種を使うこと自体に意味があるような気がしていた。

今は型落ち新品を平気で買う。

十分だからだ。

生成AIも、同じところに来たのかもしれない。

最新だから追う。

ではなく、

必要なら追う。

少なくとも家庭では、それでいい。

必要なら会社のお金で研究すればいい

会社は別だ。

GPT-6で明らかな業務メリットが出るなら、そのとき考えればいい。

5.6ではできなかった仕事が6ならできる。

そんな差が見えたなら、家でも必要になるかもしれない。

そのときはProに変えればいい。

でも、今ではない。

必要な研究は、会社のお金でやればいい。

非常時には会社のトークンを燃や――。

いや。

ここは書かない方がよさそうだ。

5.6で足りる

少なくとも中学受験レベルの家庭内AI活用なら、今のところ5.6で十分である。

GPT-6なんて本当に飾りだ、と言いたいわけではない。

フロンティアモデルは強い。

たぶん。

でも、

性能が高いことと、自分に必要なことは同じではない。

会社の偉い人は、また聞いてくるだろう。

「で、GPT-6って、どうなの?」

でも我が家では使ってません。

5.6で足りるからです。

偉い人には、それがわからんのです。

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