中学受験のテスト復習をChatGPTで回す方法‐必要なのは4つのPDF

AI×中学受験

ChatGPT Plusに課金したら、何を入れるのか。

我が家で週テストの復習に使っているのは、次の4つである。

  1. 問題
  2. 公式解答・解説
  3. 子どもの答案
  4. 週報

少なくとも四谷大塚では、これらがすべてPDFでそろう。

とはいえ、これは四谷大塚だけの話ではない。

SAPIXでも、早稲田アカデミーでも、日能研でも、同じ役割の資料があればできる。紙でしか配られないなら、スキャンしてPDFにすればいい。

大切なのは塾の名前ではない。

問題、正解、子どもの解答、成績情報を、ChatGPTが比較できる形でそろえること。

これは、無料版で少し質問するというより、複数のPDFを行き来しながら分析を続ける使い方である。

そもそも、なぜ無料版ではなくPlusを使っているのか。中学受験でChatGPT Plusに課金する判断については、別の記事で整理した。

ChatGPTを使ったテスト復習の手順

1.問題の内容を確認する

まず、問題PDFを読み込ませる。

どの単元から出題されているのか。何を問われているのか。図や表には、どのような条件があるのか。

最初に、テスト全体の構成を整理する。

問題を解かせて終わりではない。

これから答案を確認するための、土台をつくるのである。

2.公式解答・解説を確認する

次に、公式解答と解説を読み込ませる。

確認したいのは、答えだけではない。

  • 塾が想定している解き方
  • 採点の基準
  • 問題ごとの注意点

公式解答は、子どもの答案を確認するための基準になる。

ChatGPT自身の説明だけを、そのまま正解として扱うわけではない。

3.子どもの答案を確認する

続いて、子どもの答案を読み込ませる。

問題と公式解答に照らし、どの問題が合っていて、どこを間違えたのかを確認する。

四谷大塚の答案には、途中の考え方までは残らない。

だから、この段階で誤答原因まで決めつける必要はない。

まずは、間違えた問題と、その傾向を整理する。

4.週報で正答率を確認する

最後に週報を見る。

ここで、問題ごとの正答率を確認する。

正答率80%の問題を落としたのか。

正答率5%の問題に挑んで届かなかったのか。

どちらも答案にはバツがつく。

しかし、復習の優先順位は同じではない。

正答率の高い基本問題なら、優先して復習する。

極端に正答率の低い難問なら、今は見送ってもよい。

間違えた問題をすべてやり直していたら、家庭学習は終わらない。

必要なのは、根性ではなく優先順位である。

5.次にやることを決める

4つの資料を確認したら、最後に次の行動を決める。

  • もう一度解く
  • 解説を読み直す
  • 知識を覚え直す
  • 類題に取り組む
  • 今回は見送る

点数を見て、解き方を見て、納得する。

それだけでは、復習したことにはならない。

次に何をするかまで決めて、ようやくテストが終わる。

算数・理科・社会では、かなり使える

我が家で試した限り、算数・理科・社会では実用的だった。

問題、公式解答、答案を照合し、誤答した問題を整理する。

さらに週報の正答率を加えることで、どこから復習するべきかを判断できる。

もちろん、ChatGPTが常に正しいわけではない。

比較と整理をAIに任せ、最後は親が確認する。

今のところ、それが一番現実的である。

国語だけは、同じ方法では難しかった

国語も、問題、公式解答、答案、週報はそろっている。

だが、長い本文や設問の構造をPDFから正確に読み取れず、本文の一部が欠落することがあった。

そのため、国語だけは別の方法で処理している。

詳しくは、こちらの記事にまとめた。

見せてもらおうか、ChatGPT 5.6の国語PDF読解性能とやらを

AIに答えを聞くのではない

ChatGPTに問題を解かせるだけなら、少し便利な検索である。

中学受験で本当に役に立つのは、

問題、公式解答、子どもの答案、週報をつなぎ、次に何をするか決めること。

採点を自動化するのではない。

テストを受ける。

間違いを整理する。

復習の優先順位を決める。

次の学習へつなげる。

そのために、復習を閉じるのである。

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