中学受験の家庭学習にAIを使うなら、現時点ではChatGPT Plusがちょうどいいと思っています。
もちろん、無料版でも使えます。
用語を調べる。短い文章を直す。簡単な説明を聞く。
そのくらいなら、無料版でも十分です。
ただし、中学受験で本当にAIに頼りたい場面は、そこではありません。
難関校の算数を解かせる。
問題、公式解答、子どもの答案を照合する。
そして最後に、「では何を復習すべきか」まで考える。
ここまで来ると、AIは便利な辞書ではありません。
もう一人の(かなり優秀な)分析者です。
そして、この使い方を無料版でやろうとすると、意外と早く閉店します。
親としては、まさに今から見直したい。
子どもも、まだ問題を覚えている。
そこでAIが「本日はここまでです」という顔をする。
これは、なかなかつらい。
GeminiやClaudeも、もちろん優秀です。
実際に使ってみても、長い文章を読ませたり、表現を整えたりする場面では強いと感じます。
NotebookLMも強力なアドバイザーになる。
ただ、中学受験の家庭学習では、性能だけでなく「重い相談を続けられるか」が大事になります。
問題PDFを読む。
子どもの答案を見る。
模範解答と比較する。
週報を確認する。
どこで考え方がずれたのかを分析する。
こういう使い方をすると、ChatGPT以外では思ったより早く上限に達する印象があります。
これは、どのAIが偉いかという話ではありません。
用途と相性の話です。
中学受験でAIを使うとき、必要なのは一問だけ答えてもらうことではありません。
問題、公式解答、子どもの答案、週報。
複数の資料を行き来しながら、どの問題を復習し、どこを見送るかまで考える。
実際に我が家で行っている復習の流れは、こちらにまとめました。
中学受験のテスト復習をChatGPTで回す方法|必要なのは4つのPDF
また、実際の問題で試してみると、教科やPDFの状態によって使いやすさは変わります。
こういう作業に毎回つき合ってもらうなら、無料版では少し心もとない。
ChatGPT Plus以上は、答えを買うためのものではありません。
親の思考補助を買う。
子どものつまずきを見つける時間を買う。
復習を「なんとなく」から「次の一手」に変える環境を買う。
ちなみに、業務であれば用途に合わせたAIを選ぶのは当たり前。
投資に見合った結果が出るので。
でも、中学受験でAIを「分析者」として使うなら、月3,000円前後という価格は安すぎる。
塾の月謝と比べれば、誤差のような金額。
でも、その誤差で、復習の質が変わる。
補足
OpenAI、Google、Anthropicはいずれも、利用上限や利用可能量について公式ヘルプで説明しています。実際の上限や仕様は変更されることがあるため、最新の公式情報を確認してください。
(リンクは切っておきます)
- OpenAI: ChatGPTのモデル利用上限・Plusプランの説明
- Google: Gemini Apps の利用上限
- Anthropic: Claude の利用上限とベストプラクティス


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